第189話 ざわめき

本日も折りたたんでおきます。

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もう一度キスをして、そのまま愛撫をした。

服を･･･ブラを捲くり上げ
乳首にキスをした。

彼女はさっきよりももっと感じている。

後部座席にもたれかかっているのは
今度は彼女の方だった。

僕は彼女の足の間に座り込む。
そのまま両方の乳首を愛撫しながらキスをした。
キスをしながらズボンの上からも愛撫をした。

『だ・・ダメ・・・』

ダメといわれてもやめない。
こんなものは剥ぎ取ってしまいたいのが本音だ。

本音だけど･･･
それが出来ないのも事実だった。

「ズボン･･･下ろしていい？」

そんな事を聞く僕は馬鹿だ。

『ダメ･･･』

「そ、そうだよね･･･」

『あたし、太ったし、恥ずかしいよ』

「太ったとか関係ないよ。
ちゆきさんが好きなだけだよ。」

『でも、やっぱりだめ・・・』

僕はもう一度だけキスをして
彼女から離れた。

「ズボンの中･･･濡れちゃった？」

『当たり前でしょ(笑)
あんなにされたら誰だって濡れちゃうよ』

「そんなことないよ」

『あきくんだって色々されたら大きくなるでしょ？』

「誰でも大きくならないし(笑)」

『好きな人にされたらね･･･ね？なるしょで？』

「俺が好きなのはちゆきさんだから･･･
ちゆきさんにされたらもちろんなるよ(笑)」

『もう･･･』

「何度も言うけど、俺にとって大事なのはちゆきさん。
大事だから色々したいし
大事だから色んな事強引にできない。」

『うん･･･わかってる
ありがとね、いつも。』

「でもちゆきさん太った太った気にしすぎじゃない？」

『でも太ったんだもん(笑)
正月だけで３キロ＾＾；』

「あんまりわからないけどな･･･
まだバレー始めれば痩せるんじゃない？」

『あたしこれ以上太って自分が許せなくなったら
もう、あきくんと会わないから』

「え～なんで？俺は全然気にしないよ？」

『あたしが気にするの！』

「じゃ、あんまり太らないで(笑)」

『そうは思ってるんだけどね』

「太ったらもう会ってくれないの？
それは抱きしめられたりするのが恥ずかしいから？」

『あたしの事全部解かってくれてる人だったらいいけど･･･
やっぱりね･･･』

あたしの事全部解かってる人？！
俺は？俺はそうじゃないの？

そのたった一言で僕の心は･･･

「え？それってどういう意味？
全部わかってるって？
体のこと？それとも心？」

僕の心は

ざわついていた。



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