×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
もう会えないと思っていた。
でも彼女は会ってくれた。
抱きしめさせてくれた。
キスもした。
なぜ
彼氏がいるちゆきさんが僕と密会を重ねてくれるのか?
いつでもその疑問を心のどこかに持ちながら
それでも何も聞けないまま
ちゆきさんとの日々を重ねていく
もしかしたら・・・
と、思うこともある。色々と
なんの保障もないその希望は
僕の心を支配する事はない。
密会の時
ちゆきさんは優しい
可愛くて素敵で綺麗で
愛おしくさえある
けれど
密会が終わると
彼女自身もなにか思うところがあるのだろう
メールでも電話でも
そして二人きりになる時以外は
なんだか素っ気なくて、冷たくて
その度に僕の心は不安で押しつぶれそうになる。
期待と不安
喜びと悲しみ
安堵と焦燥
そんな浮き沈みを繰り返しながら
ちゆきさんに惹かれ続けてゆく・・・
どっちが本当のちゆきさんなの?
どっちも本当のちゆきさんだと思った。
カラオケに行った4日後
ちゆきさんはまたカラオケに行くらしい。
例の愚痴大会らしい。
しかしその日は女性限定
後で聞いた話だけど3時間のカラオケで
一曲も歌わずに3時間ずっとおしゃべりをしていたらしい。
ずっと愚痴
よくそんなに話す事あるなと思った(笑)
その日がカラオケだと聞いていた僕は
密会の帰り際、ちゆきさんに言った。
「今度の女性カラオケ大会の日、終わってから会えませんか?
今日のちゆきさんのスカート姿がキレイすぎてドキドキして
また会いたくなちゃって。」
『でも、その日あきくんどうやって家出るの?
奥さんに怪しまれちゃうんじゃない?』
「大丈夫です。その日はバスケの練習があるので
その帰りにこの場所で待ってますから」
ウソだった。
バスケの練習などない。
でもきっと、こうでもいわないと
会ってくれない気がした。
わざわざ会いに来る、という事をちゆきさんは嫌う
意味は同じじゃないのかな?
と、思うけれど
彼女にとっては違うようだ。
ちゆきさんは約束は出来ないけど
流れで会えたらね♪といってくれた。
感触は悪くない
会える日が決まっている
こんなに嬉しい事はない。
たった数日間会えないだけ。
しかもその間にはバレーの練習もあって
二人きりじゃないとはいえ会うことはできる。
それでも
僕はその日が待ち遠しくて仕方なかった。
その日までの一日一日が長い。
けれど心地良い苦しさだった。
そして会えるかもしれないカラオケの日が来る。
ちゆきさんからメールが届く
件名に『ごめんね』
と、書いてあった。
僕は嫌な予感を隠しきれないままにメールを開いた・・・
続きが気になる方は→人気ブログランキングへ
応援クリックお願いします<(_ _)>
こちらにもたくさんの片思いが詰まっています→にほんブログ村
ランキングはこちらを
PR
この記事にコメントする