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好きな女性との出会いからの全て
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その日は飲み会だった。

飲み会だった、といっても僕がちゆきさんと会うために、
密会するためだけに開いた飲み会だった。

とはいえさすがに大会前日。
そんなに遅くまではいられない。


早く帰らないと、早く帰らないと
と、二人で言い合いながら僕らは帰らない。

そして・・・

いつの間にか僕らはくちびるを重ねていた。
未だに本当のキスは出来ない。

本当の深いキスではないけれど

この日

ちゆきさんは僕のキスを受け入れてくれた。

酔っていたせいかもしれない。

そのまま彼女を抱き寄せた。

気持ちが伝わったのか? 僕の。

ちゆきさんも僕を抱きしめてくれる。

頭の中は興奮と冷静が入り混じっている。
ちゆきさんはどうだったんだろう・・・


そのまま


服を一枚ずつぬがしてゆく。
僕は彼女に触れる。

彼女は感じていてくれていた。

今までのどんな時よりも
ちゆきさんをそばに感じた。

心の距離が・・・

近く感じたんだ。

「セックスがしたいの?」
僕の頭の中で誰かがささやく。

「そうじゃないだろ?」
また別の誰かがささやく。

興奮の中

僕はちゆきさんの一番大事な部分にまで
手を伸ばした。

冷静な僕がどこからか見ている。

「いいのか?
お前はそれでいいのか?」
そういっているような気がした。

そこで僕の手は止まった。
ちゆきさんにとめられたわけではない。
自分で止めた。

ちゆきさんも冷静さを取り戻す。



普通

好きな女性と二人きり
抱き合い
唇を重ね
お互いに触れ合えば

男としては興奮しないはずがない。
熱を持たないはずがない。

しかし僕はそうならなかった。
彼女に止められたわけではない。
自分で、自分でだった。

その後

服を着た後、もう一度二人で抱き合った。
そして軽くキスした。

「明日大会がんばろうね」

「そうだね」

この日

僕らの心の距離は確実に近づいていた。

そう思った。
僕の気持ちが伝わった、と。

いや
伝わっていたのは前からだったかもしれない。

この日

彼女が僕の気持ちを受け入れてくれた。

そんな気がした。


そして

いよいよ決戦の日を迎える。

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はげみになりますのでよろしくお願いします。
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