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二人が去ってしまったカラオケボックス。
時間は30分が過ぎようとしていた。
だけど僕は深い悲しみと切なさで
永遠とも思える時間を過ごしているように感じていた…
『大丈夫?』
りょーこさんの語りかけに
僕は何も言えずただ頷くだけだった。
『分かってたけど、あきくんもちゆきちゃんの事好きだったんだね』
ちゆきさんを思い出し、鼻をすすりながら
『は、はい…』
と言った。
言ったと同時にまた涙が溢れ出る。
『いっぱい泣いていいよ』
りょーこさんは優しく言って僕の肩を抱きしめてくれた。
『す、すみません』
そういって僕は泣いた。
…どのくらい時間が経ったのか…
やっと落ち着いて来た。
『あぁ泣いたな。りょーこさん…ありがと』
『ううん あたしは大丈夫だよ。
あきくんはもう平気?』
『うん、多分平気です(笑)』
『そっか』
『でもさ、りょーこさん…』
『ん?なに?』
『俺ら完全にあの二人の当て馬でしたね・・・』
『えーそうかな?そんなことないと思うけど?』
『ダシに使われたような気がするけどな』
『少なくともちゆきちゃんはそんな事思ってないと思うけどな』
『…そうですかね?』
『それよりあきくん』
『はい?』
『これからどうする?もう帰る?それともどっか行く?』
『どっかって飲みとかすか?もうどこもやってないかも』
時間は0時手前だった。
『そうだね。
もしよかったらだけど・・・
あたしがとあきくんの事・・・慰めてあげようか?』
『えっ!?』
僕は耳を疑った…
それはこの日二度目の事だった。

りょーこさんの言葉の真意は?
時間は30分が過ぎようとしていた。
だけど僕は深い悲しみと切なさで
永遠とも思える時間を過ごしているように感じていた…
『大丈夫?』
りょーこさんの語りかけに
僕は何も言えずただ頷くだけだった。
『分かってたけど、あきくんもちゆきちゃんの事好きだったんだね』
ちゆきさんを思い出し、鼻をすすりながら
『は、はい…』
と言った。
言ったと同時にまた涙が溢れ出る。
『いっぱい泣いていいよ』
りょーこさんは優しく言って僕の肩を抱きしめてくれた。
『す、すみません』
そういって僕は泣いた。
…どのくらい時間が経ったのか…
やっと落ち着いて来た。
『あぁ泣いたな。りょーこさん…ありがと』
『ううん あたしは大丈夫だよ。
あきくんはもう平気?』
『うん、多分平気です(笑)』
『そっか』
『でもさ、りょーこさん…』
『ん?なに?』
『俺ら完全にあの二人の当て馬でしたね・・・』
『えーそうかな?そんなことないと思うけど?』
『ダシに使われたような気がするけどな』
『少なくともちゆきちゃんはそんな事思ってないと思うけどな』
『…そうですかね?』
『それよりあきくん』
『はい?』
『これからどうする?もう帰る?それともどっか行く?』
『どっかって飲みとかすか?もうどこもやってないかも』
時間は0時手前だった。
『そうだね。
もしよかったらだけど・・・
あたしがとあきくんの事・・・慰めてあげようか?』
『えっ!?』
僕は耳を疑った…
それはこの日二度目の事だった。
りょーこさんの言葉の真意は?
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