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僕は運転席に移った。
帰り道
僕はいつも少しだけ遠回りして帰る。
少しでもちゆきさんと一緒にいたいから。
遠回りの道は暗がりが多い。
その道々でキスも何度かしてきた。
ちゆきさんは本当にもう帰らないと
ヤバイみたいで、なんだかソワソワしている。
僕は僕でゆっくり帰りたかったり、
また、キスをしたかったり。
暗がりに車を停めてキスしたいと言ってみた。
『だ~め!今日はもう終わり。早く帰ろ!』
「そんな事いって後で後悔するからな(笑)」
『なんであたしがあきくんとキスしなかったら
後悔するのよ(笑)』
ワイン渡して早く喜ばせたかった。
僕のプランじゃちゆきさんが車を降りる寸前。
家の前でサラリとカッコよく渡して
感動させて、喜びのメールが来る・・・
そんな作戦
『なんで?後悔するの?
言ってみなさい?』
また笑顔でいじめるように僕を責める。
「い。いや・・・もうちょいまって(笑)」
『もう、家に着いちゃうよ』
「わかった!じゃ、キスしてくれたら教える!」
どんな理由?
キスしたらとか、僕はずるいし自分に甘い。
結局は我慢できなかった。
ちゆきさんの喜ぶ顔を直接みたかったんだ。
『なんでキスしなきゃ・・・』
僕は車をとめて後ろをみる。
「こっち来て」
『いやだ』
「じゃ、俺がいく」
後部座席にもたれかかって不貞腐れる彼女の元へ
僕は運転席から身を乗り出した。
「きちゃった・・・」
『来ちゃったじゃないよ・・・早く帰らないとダメなのに』
「ごめんね。この一回だけ・・・キスしたい」
『もう・・・ハイッ!』
そういって一瞬唇を押し付け
僕を突き放すようにキスをしてきた。
「あ!ずりい!そんなキス!」
『一回したから教えなさい(笑)』
「もっかい・・・」
『もう・・・』
僕らはキスをした。
「ありがと・・・」
僕は車を降りて隠してあったワインバッグを取り出す。
「はいこれ!」
『え?なにこれ』
「俺のクリスマスプレゼントがチーズ一個だけだと思った?」
『え?もしかしてワイン?』
「うん・・・」
『えー!ありがとう!
ちょっとまって?コレあたしが好きな・・・』
「まって!後は帰ってから見て。」
『わ、わかった。でもありがとね』
「い、一応・・・同じワインの赤白だから
気に入るかどうかわからないけど、
ちゆきさん甘口が好きだっていってたから。
色々探してみたんだ。
よかったらチーズと一緒に飲んでね。」
『ありがとう。大切に飲むからね♪』
「後、中にもう一枚別なカードと手紙入ってるから
旦那さんとかにみつかったらやばいよね?
迷惑だったらごめんね。」
『ううん、大丈夫。ありがと
それだけかばんにしまっておくから。』
「いま、よくよく考えてみたら
このプレゼントも大丈夫?
急にこんなのもらって迷惑じゃない?」
『そんな事ないよ!すごく嬉しいよ
本当にありがと♪』
「旦那さんには今日の忘年会で
ビンゴ大会あって一等だったとか言えばいいか(笑)」
『あ~それいいね(笑)』
さっきまでのイライラ感は消え
彼女は満面の笑みだった。
その顔を見れただけでも
プレゼントしてよかったと思った。
『しかしあれだね~』
「なにがアレ?」
『あきくんてホント、ロマンチストというかなんというか(笑)』
「なんだよ!」
『ううん、素敵だって思ったんだよ』
「なんか笑いながら言われてもうそくさいんだよな」
『ホント、ホント(笑)』
ワインを渡してから時間にして2~3分だろうか。
ちゆきさんの家に着いてしまった。
『じゃあね、おやすみ』
「うん、おやすみ」
僕らの声はひそひそ声だ。
『あきくん・・・ありがとね』
僕はなんだかとっても幸せだった。
帰り道
僕はいつも少しだけ遠回りして帰る。
少しでもちゆきさんと一緒にいたいから。
遠回りの道は暗がりが多い。
その道々でキスも何度かしてきた。
ちゆきさんは本当にもう帰らないと
ヤバイみたいで、なんだかソワソワしている。
僕は僕でゆっくり帰りたかったり、
また、キスをしたかったり。
暗がりに車を停めてキスしたいと言ってみた。
『だ~め!今日はもう終わり。早く帰ろ!』
「そんな事いって後で後悔するからな(笑)」
『なんであたしがあきくんとキスしなかったら
後悔するのよ(笑)』
ワイン渡して早く喜ばせたかった。
僕のプランじゃちゆきさんが車を降りる寸前。
家の前でサラリとカッコよく渡して
感動させて、喜びのメールが来る・・・
そんな作戦
『なんで?後悔するの?
言ってみなさい?』
また笑顔でいじめるように僕を責める。
「い。いや・・・もうちょいまって(笑)」
『もう、家に着いちゃうよ』
「わかった!じゃ、キスしてくれたら教える!」
どんな理由?
キスしたらとか、僕はずるいし自分に甘い。
結局は我慢できなかった。
ちゆきさんの喜ぶ顔を直接みたかったんだ。
『なんでキスしなきゃ・・・』
僕は車をとめて後ろをみる。
「こっち来て」
『いやだ』
「じゃ、俺がいく」
後部座席にもたれかかって不貞腐れる彼女の元へ
僕は運転席から身を乗り出した。
「きちゃった・・・」
『来ちゃったじゃないよ・・・早く帰らないとダメなのに』
「ごめんね。この一回だけ・・・キスしたい」
『もう・・・ハイッ!』
そういって一瞬唇を押し付け
僕を突き放すようにキスをしてきた。
「あ!ずりい!そんなキス!」
『一回したから教えなさい(笑)』
「もっかい・・・」
『もう・・・』
僕らはキスをした。
「ありがと・・・」
僕は車を降りて隠してあったワインバッグを取り出す。
「はいこれ!」
『え?なにこれ』
「俺のクリスマスプレゼントがチーズ一個だけだと思った?」
『え?もしかしてワイン?』
「うん・・・」
『えー!ありがとう!
ちょっとまって?コレあたしが好きな・・・』
「まって!後は帰ってから見て。」
『わ、わかった。でもありがとね』
「い、一応・・・同じワインの赤白だから
気に入るかどうかわからないけど、
ちゆきさん甘口が好きだっていってたから。
色々探してみたんだ。
よかったらチーズと一緒に飲んでね。」
『ありがとう。大切に飲むからね♪』
「後、中にもう一枚別なカードと手紙入ってるから
旦那さんとかにみつかったらやばいよね?
迷惑だったらごめんね。」
『ううん、大丈夫。ありがと
それだけかばんにしまっておくから。』
「いま、よくよく考えてみたら
このプレゼントも大丈夫?
急にこんなのもらって迷惑じゃない?」
『そんな事ないよ!すごく嬉しいよ
本当にありがと♪』
「旦那さんには今日の忘年会で
ビンゴ大会あって一等だったとか言えばいいか(笑)」
『あ~それいいね(笑)』
さっきまでのイライラ感は消え
彼女は満面の笑みだった。
その顔を見れただけでも
プレゼントしてよかったと思った。
『しかしあれだね~』
「なにがアレ?」
『あきくんてホント、ロマンチストというかなんというか(笑)』
「なんだよ!」
『ううん、素敵だって思ったんだよ』
「なんか笑いながら言われてもうそくさいんだよな」
『ホント、ホント(笑)』
ワインを渡してから時間にして2~3分だろうか。
ちゆきさんの家に着いてしまった。
『じゃあね、おやすみ』
「うん、おやすみ」
僕らの声はひそひそ声だ。
『あきくん・・・ありがとね』
僕はなんだかとっても幸せだった。
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