×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
話は11月にさかのぼる。
ちゆきさんとなんだか特別な関係になって
7ヶ月が経っていた。
初めてのクリスマスはもう1ヶ月ほど。
何年ぶりだろうか?
こんな気持ちになったのは。
誰かのためにクリスマスが待ち遠しいなんて。
どうしたらちゆきさんが喜ぶか?
どうしたらちゆきさんを困らせないか?
そのせめぎ合いだった。
何かを贈ることは心に決めていたが
一体なにを贈ればいいのか。
手紙を添えるか、カードは?
形に残るものがいい?
それとも・・・
悩みはしたが、それはとても嬉しく、楽しいものだった。
好きな人のために
ん・・・でも結局は自分のためなのかな・・・
自己満足になってしまうかもしれないけど、
好きな女性を想い、プレゼントを考える事は
クリスマスを考える事は、とても幸せな事だった。
だが、僕は彼女の「なにか」ではない。
クリスマスに会えるはずもない。
12月のどこかで飲み会があるはず。
その帰りにでも渡せたら・・・
そう考えていた。
僕にとって久しぶりのクリスマス。
何をどうするか。
一つ一つ少しずつ思い浮かんでいった。
思い浮かべては一人顔が綻ぶ。
色んな想いが巡り
色んな思いを馳せ
僕は一つの答えに辿りついた。
PR
この記事にコメントする