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好きな女性との出会いからの全て
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こんにちはポテトです。
いつも読んでくださってありがとうございます。

皆様のおかげでブログランキングも
かなり上昇中です。

いずれもカテゴリ『片思い』の中でですが
日本ブログ村では2位!
人気ブログランキングでは25位
まで順位を上げることが出来ました。

カウンターも30000を超え
ますます頑張りたいと思えてきます。
ネガティブばっかりのブログですけど・・・

それでも
少しでも切ない思いや愛おしい思いなんかを
僕が彼女を好きだという気持ちを
伝える事が出来たなら嬉しく思います。

また
なにか思った事、聞きたい事などあれば
コメント残していただけると非常にありがたいです。
励みにもなりますし^^

みなさまのクリック一つで勇気がわきます。
よろしかったら応援お願いいたいます。

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本日も引き続き折りたたみます。
苦手な方はスルーお願いします。




愛撫を繰り返しながら
色々な事が頭を駆け巡る。

僕は手を止め、その先へ進む事が出来ないでいた。

「ちゆきさん・・・キスして」

『え?』

「キスして欲しいんだ」

彼女は座席にもたれかかり
キスしてもいいよ・・・
とでも言わんばかりに目をつぶった。

「そうじゃない・・・ちゆきさんが俺に
俺にキスして欲しいんだ。
俺がするんじゃなくてさ・・・もっと・・こっちきて。」

意地みたいなものだったかもしれない。

後部座席の真ん中で僕は彼女を引き寄せた。
彼女の首に左手を回す。
ちゆきさんの顔が僕の目の前に。

「キス・・・して?」

今度は彼女が首を傾けてキスをした。
キスを・・・してくれた。
僕は反対側に首を傾ける。

上唇。。

下唇。。。

少しずつ絡んでゆく。

唇と唇が絡みあっていくたびに
徐々にキスが加速してゆく。

頭が痺れてくる。
白くかすんでぼぉ~っとしてくる。

キスの合間に僅かに漏れる吐息

舌が絡みだした。

抱きしめる手に力が入る。

彼女は僕の頭に両手をまわし
髪の毛をくしゃくしゃにする。

柔らかい彼女の唇
いやらしい舌使い

どのくらいキスしていたのかわからない。
長かったのか短かったのか

キスが一番気持ちいい

そう再確認し

キスが一番大事

そういった彼女の言葉を思い出していた。

気持ちよかったのは心が通じ合っていたから?

わからない・・・

彼女が酔っていただけかもしれない。

実に

二ヶ月ぶりの深いキスだった。

それはとても深く、深く・・・そして熱いキスだった。
錯覚するには十分なほど・・・

僕は興奮していた。

「ちゆきさん?キスが気持ちよくって
大きくなっちゃったよ
このままもっともっとエッチな事、してもいい?」

彼女は黙って首を横に振る

「ダメなの?」

『うん・・・』

「そっか・・・じゃあしない
ホントはすっごくしたいけど・・・しない」

再び僕は彼女を抱きしめた。
もう一度キスをする。
深く・・・深く・・・

時間はあっという間に1時前だった。
久しぶりにこんなに遅くなってしまった。
帰らないといけない。

「帰る前に最後にさ・・・」

『なに?』

「俺の事抱きしめてよ」

キスの時と同じように座席にもたれかかり
僕を待つちゆきさん。
手を広げて・・・「いいよ」と言わんとばかりにしている。

「ううん・・・そうじゃなくて・・・
そうじゃなくてさ・・・
ちゆきさんに俺の事、抱きしめて欲しいんだ。」

どこまでもわがままに接した。
それほどに辛い夜だった。
自分の気持ちが顔ににじみ出ていたと思う。

ちゆきさんは僕の元へ近づく。
ギュッと抱きしめてくれた・・・強く、優しく。

しばらく僕は、ただ抱きしめられ続けていた。
抱き返すことなく、抱きしめてもらっていた。
幸福感が体全体に広がる。
それが体全部に広がって、
彼女で心が一杯になってから
僕は彼女を抱き返した。

ふわふわと 力強く お互いに。

離れ際
僕はちゆきさんの顔を見た。
彼女は照れくさそうに目をつぶった。

「ちゆきさん・・・?もっと顔見せて・・・
俺の事も見て」

『恥ずかしいよ・・・そんなに見たら』

「ちゆきさんのカワイイ顔、見せて?」

彼女は僕を見つめてくれた。
今にもキス出来そうな距離で。

車の中は薄暗い。
目が慣れていなければ見えないくらいだ。

けれど、至近距離で表情までも見える。

「俺・・・今どんな顔してる?」

『ん・・・笑ってる』

「エッチな顔してない?」

『うん・・・優しい顔してる』

「ちゆきさん・・・今日は一杯ヤキモチ妬いてごめんね。
不機嫌になってごめん。
俺、大丈夫だと思っていたのに、全然ダメだったね。
いっぱい気持ちもぶつけてごめん
たくさん・・・好きでごめん。」

【好きでごめんね】
繰り返してきたこの言葉

『なんで謝るの?嬉しいよ』

「俺さ・・・全部わかってる、いろんな事・・全部。
だけど、だけど聞きたい!
ちゆきさん・・・俺の事好き?」

彼女には教頭がいる。
僕の気持ちには応えられない。
好きだとしてもそれは仲間として・・・

わかっている。

ちょっとだけなら特別な存在かもしれない。
けど、それ以上は・・・
いくら密会をしようとも
抱きしめて、愛撫して、キスをしようとも。
僕らはこれ以上進んではいけない。

それでも・・・
聞かずにはいられない夜だった。

『うん・・・す、好きだよ』

少しとまどったような表情だったけど
ちゆきさんは笑って応えてくれた。

「ありがと・・・すっごく嬉しいよ。
でも・・・全部わかってるから」

本当の本当にはわかってなかったかもしれない。
それなら密会だって嫉妬だってしないはずだから。
でも、この感情を抑える事は僕には出来なかった。
また・・・抑える必要もあったのか否か。

「帰ろうか♪」

『うん』

運転席に移る前にキスをした。
深いキスじゃなかったけれど、
軽いキスを何度も何度も繰り返した。

帰りながら、また
左手を彼女の元へ。
その手をふわふわと握ってくれる。

なんだか愛情が伝わってくるような気がした。

「もっかいキスしたい」

わがままをいう。

いつもなら叶えられるはずもない。

けれどこの夜は

どこまでも僕のわがままを聞いてくれる
彼女がそこにいた。

暗がりで車をとめて後ろを向く。

運転席まで身を乗り出してくれる彼女。

キスをする。


彼女の家に着くまで・・・

それを三回も繰り返してしまった。

僕はこの先

色んな事に耐えられるのか?

もう・・・

戻れないところまで
足を踏み入れてしまったんじゃないか?


ちゆきさんが好きだ。


どうしよう・・・
今までにないほど


ちゆきさんが好きだ。

好きになればなるほど、
苦しむのはわかっている。

もしかして・・・



アイシテr

自分の気持ちを否定できないでいた。



第15部 アイシテル 完


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ちゆきさんはいいな~
はじめてコメントします。
わたしも妻子ある人に片思いしてます。私自身も夫も子供もいます。
片思いを貫こうと思ってます。
けど、ちゆきさんがうらやましいな。ポテトさんみたいなひとに、こんなふうにあいされて。
わたしも気持ちを言ってしまいたくなる時があります。
ポテトさんは、今苦しささえも喜びにみえます。
うらやましいな。
まゆ 2008/12/15(Mon)22:21:32 編集
奥さんが
ちゆきさんと同じ事しててもオッケーですかぁ!?
なちゅ 2008/12/16(Tue)00:51:10 編集
どうでしょうか
こんにちはまゆさん、初めまして。
コメントありがとうございます。

僕みたいのに好きと言われて
うらやましいかどうかはわかりません。
なにしろ自分に自信がないですからねぇ・・・

でもおっしゃる通り
苦しみさえも楽しむようにしています。
というかなりました(笑)
強くなったもんだなぁとは思います。

まゆさんの片思い中の人は
まゆさんに好意がある感じなのですかねぇ。
でも、言えない気持ち凄くよくわかります。

僕も親しくなってから3年かかりましたから。
知り合ってからは6年です^^;
ポテト URL 2008/12/16(Tue)17:40:49 編集
確かに
なちゅさん、初めまして
コメントありがとうございます。

厳しく、現実的な質問ですが
お答えしますね。

僕がしていることは
決して許される事じゃない
それはわかっています。

だからもし
同じ事をされていたら・・・
なにも言う事はできないですよね。

オッケーかオッケーじゃないかでいったら・・・
それは、良いとは言えない自分が
やっぱりいますね。
ポテト URL 2008/12/16(Tue)17:45:17 編集
お返事ありがとうございます!
家族を傷つけずに楽しい恋愛をしてくださいね♪ 
ちゆきさんはもしかしたら寂しい人なのかも。この人!!って満足できる人がいないから流されるのかもしれませんね。
これは私の勝手な憶測なんで気にしないで下さい。。
なちゅ 2008/12/16(Tue)23:31:56 編集
お返事嬉しいです
誰にも言えないことだったからなんか嬉しいです。
彼はわたしのこと全くそういう対象とはみてないでしょうね。
奥さん以外の人とそういう事考えたりしなさそうなタイプ。
まあわたしだってそんなタイプの一人だったはずなんですけどね。
ポテトさんがわたしにはできないことをかわりにやってくれてる気がします。
ポテトさんみたいに何より心を好きといって大切にしてくれる人ってなかなかいないですよ。
そうはいっても全く手をださないってわけでもなく、0.5線くらい越えちゃってるところがまた良いわ~。
ポテトさんはとっても魅力的ですよ!自信もって!

まゆ 2008/12/17(Wed)15:50:46 編集
無題
なちゅさん、お返事ありがとうございます。

家族を傷つけない・・・
でももう裏切ってるんですよね。気持ち的には。
体も半分は・・・

ちゆきさんは寂しがりかもしれませんね。
流されやすいところはあるけど
線は引ける人だと思っています。
ポテト URL 2008/12/19(Fri)18:15:12 編集
無題
まゆさん、お返事ありがとうございます。

僕もその一人でした。
彼女に出会うまでは。

魅力的なんていわれたことないから(笑)違和感ありますね^^;
自信ですか・・・持てるように努力します。

内に秘めた片思いの方がよかったかなと思ったり、言ってよかったと思ったり、でも今は辛い事と幸せな事が交互にきて、心が壊れそうです。
ポテト URL 2008/12/19(Fri)18:18:52 編集
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