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バレーの一件から初めての密会。
そこでのキス
僕はちゆきさんの心の扉を開けたのか?
それとも・・・
「怪我が治るまで二人きりで会わない」
なんて言いながらその日以来、
また密会を繰り返していた。
しかもかなりの頻度で。
僕は会いたい気持ちを抑えられなくなっていた。
以前は2週間に一度でも二人きりで会えれば良かった。
そこでパワーをもらってまた次、と。
それなのにこの頃
週に2回も会うことも少なくなくなっていた。
そして会えば会うほど会いたくなる。
キスしたくなる、ハグしたくなる、抱きしめて、愛撫したくなる。
それじゃいけない、というのも頭ではわかっている。
けれど二人きりになれるチャンスは少ない。
少ないからこそ、そのチャンスがあれば
僕は貪欲に行動した。
恋愛はポジティブの方がいい
と、よくいわれている
恋愛に限らずネガティブよりはいいと思うけれど。
メールにしても
以前ならなんでもイラついて落ち込んで
嫌な事ばかり考えていた。
でも僕は
何でも前向きに考えるようにしたんだ。
メールが来なくて当たり前
ちゆきさんだって忙しい
メールが来たら幸せ
ただ、メールをもらえるだけで幸せな事だろ?と。
電話に出てくれる
声を聞かせてくれるだけでいい。
会う、会わない。
会える、会えない。
断られたっていい、まずは誘ってみよう。
飲み会だって、密会だって。
そして、ちゆきさんをたくさん笑顔にしよう。
喜んでもらおう。楽しんでもらおう。
そんな風に
僕の本質はネガティブなのに
明るく、楽しく、いつもなにかあっても
「俺は大丈夫だよ」
と、言って
ちゆきさんに接していた。
ラジオからこんな歌が流れてきた
「大丈夫」は便利な言葉
いつの間にか私はうそつきになっていた
僕はちゆきさんに何でも話して欲しいと言った。
そして、ちゆきさんは
教頭の愚痴も教頭とのデートも
いろんな事を僕に話すようになっていた。
僕は嬉しさの反面
心が押しつぶされそうにもなっていた
それでも
「大丈夫だよ」といって
笑顔で彼女の話を聞いていた。
彼女は僕を少しは頼っていてくれてるのかな?
それはわからないけど密会の数は増えていた。
けれど
あの日かわした以上のキスは出来なかった。
そして
またしてもちゆきさんは僕の心をゆさぶったんだ。
僕の心はそれに耐えられるのか?
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