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行き・・・
居酒屋までの道のりがすごく長く感じた。
確実にぎこちなかったことは間違いない。
僕は自分で会わないと決めたのに
それをちゆきさんが打ち破った。
そして思った。
僕はただ二人きりになるのが怖かっただけじゃなかったのか。
二人きりになっていろんな事を拒否されるのが。
行きはその日のバレーの事をしゃべった。
たわいもないことばかり
たった5分間のドライブ
それでも
彼女は笑っていた
ただそれだけで嬉しくなった。
なにかホッとした。
ドキドキしてる自分がいた。
彼女の笑顔は僕にとって最高の薬なのかもしれない。
居酒屋
先に僕が座る
さりげなく彼女は隣に来てくれた。
きっとまた、彼女は何も考えてなかったんだと思う。
些細な事が嬉しい。
小さなテーブルで
伸ばせばどこにいても手が届く
だからどこにいても彼女の顔は見える
そんな小さな世界でも
隣に彼女がいる幸せ
なんだそんなこと?
と、思う人もいるかもしれない。
でも
僕にとっては幸せな事だったんだ。
楽しい時間は早く過ぎる
しかし僕にはさらにドキドキする時間が待っている
帰り
時間も遅い、もう帰らないといけない
お互いに。
いつもなら30分でも2人で話をしてた。
手を繋いで、ハグして、キスをして。
でも今日は違う
いつもとは違う
「少し話しできる?」
そんな事さえも聞けない
僕はなにげなく
そう・・・
なにも考えてなかったと言う事はないと思う。
でもただなんとなく
僕らはあの初めてキスしたグラウンドに来ていた。
彼女もなにもいわずにただいてくれた・・・
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