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好きな女性との出会いからの全て
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4人でカラオケに来た。

教頭とちゆきさん。
この時、二人がつき合っているのを知らないのは僕だけだった。

りょーこさんは当然知っていたので、
二人に気を使う。
逆にそれが僕に気づかせる。

最初に食事をした。
カラオケの前に。

教頭とちゆきさんは「いつも通り」並んで座る
僕はりょーこさんと。

車の移動
僕は運転手…

りょーこさんはわざわざ助手席に乗る。
二人は後部座席で一緒。

そしてカラオケに来る。

ちゆきさんがたまたま最初にトイレに行った。

3人で部屋に入る。

教頭とりょーこさんが並んで座った。

僕は…

ちゆきさんに隣に来て欲しくて
教頭の隣に座った。

こうすれば教頭は僕とりょーこさんに挟まれているから、
ちゆきさんは僕のとなりしか席が空いていない。


そしたら、りょーこさんは教頭のとなりを空け、
僕のとなりに移動してきた。

僕は
『ああ、きっとりょーこさんは二人の付き合いを知っていて、
気を利かせてるんだな』
と思った。

ここまでされたら大抵の人は気づくと思う。
核心じゃないけれど。

僕はカラオケで色んな歌を熱唱しながら嫉妬に駆られていた。

教頭もちゆきさんも相当酔っている。
りょーこさんはそうでもなかったみたいだ。

僕は運転手よろしくお酒は飲んでいない。

そう、
この日
4人でカラオケに来ていたのに
2人はまるで別世界のようだった。

教頭はまるでちゆきさんが俺の女!といわんばかりに
肩を抱き寄せていた。
そしてちゆきさんもそれに身を委ね寄り添っていた。

この時点で僕は二人がつき合っているのを知らない。

二人は『僕』だから油断したのだろうか?
それとも別にばれても構わないというのか?

このカラオケでの二人のそれはまさに恋人達のものだった。

疑惑でしかなかった、杞憂に終わって欲しかった、
しかしそれが確信に変わった日でもあった。

帰り際
『たのしかったな!またこの4人で来よう』

そう教頭は言った。

僕の思いは複雑だったが、また来ると約束だけはした。







2回目のカラオケはまたこの4人で来る事になる。
そしてその時僕とちゆきさんは本当の出会いをしていた。

手を繋ぎ、ハグをしてキスをして。
愛撫までした後に4人でカラオケに来た。

行く前に僕は不安に駆られた。
僕は耐えられるの?
最初のカラオケの時みたく。

二人にあんな行動とられたら…

僕の思いが彼女に伝わり、
そして少しでも彼女は僕の思いを受け止めてくれている。

状況は劇的に変わっていた。

僕は複雑な思いを抱えながらも楽しみにしていた
カラオケの会に行くのが不安になっていた。
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