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じゃあいつだったの?
「いいたくない」
言いたいはずもない。
自分の誕生日を
誰かに祝ってもらうならいざ知らず、
自分から祝ってくれだなんて。
『なんで?言いなさい(笑)』
「自分から自分の誕生日を言いたくないよ」
『今月だったの?』
「う、うん・・・」
『昨日?』
首を振る僕。
『じゃあいつだったの?教えなさい(笑)』
「・・・
俺が今年初めてちゆきさんに会った日だよ」
『え?いつ?いつ会ったっけ?』
「覚えてないの?」
僕は言いたくない事を言い、
自分の誕生日に会った事を覚えていないちゆきさんに不貞腐れて
車のシートにゴロンと寝転んだ。
『いつ?いつだっけ?』
「5分だけ会った時あったでしょ?
ちゆきさんの職場まで行ってさ。
あの・・・御守渡した日だよ。」
『あ・・・』
ちゆきさんは思い出したかのように言った。
「あの日までちゆきさんに全然会えなくて
メールも電話もずっと我慢してて・・・
それでも、誕生日だったから神様にお願いしたんだ。」
『なにを?』
「【今日、ちゆきさんに一目でもいいから会わせてください】
って。それであの日会えたから俺はそれだけで嬉しかったんだ。」
『その時言ってくれれば良かったのに・・・
御守ありがとね♪』
「言えるわけないじゃん(笑)
ちゆきさんは試験で大変だしさ・・・
自分から自分の誕生日アピールとか・・・
言えないな~中々(笑)」
『何歳になったの?』
「36になったよ」
『そっか・・・おめでと』
ちゆきさんは僕を見下ろしている。
後部座席の背もたれにもたれかかっていたのに
真ん中あたりまで身を乗り出して。
「だからさ・・・もう!言いたくなかったのに!
言ってしまったから言うけど!(笑)
キス頂戴? ちゆきさんにキスして欲しいんだ。」
『あたしに会えたからそれで良かったんじゃないの?(笑)』
「そ、それは。。そうだけどさ・・・」
彼女は悪戯顔で笑っている。
笑いながら僕を見つめている。
寝転んでいる僕にちゆきさんの顔が近づいてきた。
僕は目をつぶった_
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誰かに祝ってもらうならいざ知らず、
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『今月だったの?』
「う、うん・・・」
『昨日?』
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「・・・
俺が今年初めてちゆきさんに会った日だよ」
『え?いつ?いつ会ったっけ?』
「覚えてないの?」
僕は言いたくない事を言い、
自分の誕生日に会った事を覚えていないちゆきさんに不貞腐れて
車のシートにゴロンと寝転んだ。
『いつ?いつだっけ?』
「5分だけ会った時あったでしょ?
ちゆきさんの職場まで行ってさ。
あの・・・御守渡した日だよ。」
『あ・・・』
ちゆきさんは思い出したかのように言った。
「あの日までちゆきさんに全然会えなくて
メールも電話もずっと我慢してて・・・
それでも、誕生日だったから神様にお願いしたんだ。」
『なにを?』
「【今日、ちゆきさんに一目でもいいから会わせてください】
って。それであの日会えたから俺はそれだけで嬉しかったんだ。」
『その時言ってくれれば良かったのに・・・
御守ありがとね♪』
「言えるわけないじゃん(笑)
ちゆきさんは試験で大変だしさ・・・
自分から自分の誕生日アピールとか・・・
言えないな~中々(笑)」
『何歳になったの?』
「36になったよ」
『そっか・・・おめでと』
ちゆきさんは僕を見下ろしている。
後部座席の背もたれにもたれかかっていたのに
真ん中あたりまで身を乗り出して。
「だからさ・・・もう!言いたくなかったのに!
言ってしまったから言うけど!(笑)
キス頂戴? ちゆきさんにキスして欲しいんだ。」
『あたしに会えたからそれで良かったんじゃないの?(笑)』
「そ、それは。。そうだけどさ・・・」
彼女は悪戯顔で笑っている。
笑いながら僕を見つめている。
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