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好きな女性との出会いからの全て
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ちゆきさんに渡した2枚目のカード
本物のカード

5cmx7cmくらいの大きさのカード

ちゆきさんはこのカードを見てなにを思ったのかな?



Merry X’mas

どの順番で見てるのかな~?このカードは最後かな?
気になります。ちゆきさんメリークリスマスね♪
いつもありがとう。全部ありがとう
いつもキレイでかわいくて魅力的で素敵なちゆきさん♪
大好きです。このカードね早くちゆきさんに見てもらいたいな♪
な~んて硬いのを見てちゆきさんはカードの前で笑ってるのかな?
字・・・細か!なんて笑ってたりしたら俺の思惑通りだ・・・(笑)
ちゆきさんの笑顔が好きです。その笑顔を曇らせないように
これからも楽しく明るく(^-^)俺の前では自然なままの
ちゆきさんでいてくれたら俺は幸せ者です。


カードに細かくビッシリと書いた。
表だけじゃ書ききれないから裏にも・・・
ちゆきさんがカードの前で笑っているのを想像して僕も笑った。



裏も見たならミラクルですね(笑)
全部わかった上で言わせて下さい。
ちゆきさん・・・いつもありがとう♪
もっと言いたい言葉は封印しておきます(´∀`)
もしちゆきさんが何か一つ・・・
俺の願いを聞いてくれるのなら・・・

俺の事・・・今まで以上に頼ってほしい。。。です(^-^)v

これからもちゆきさんの傍にいれたら・・・幸せだな~
心の片隅にでも・・・いる事が出来たならさ♪



【好き】という言葉をもっと散りばめたかったけれど、
なんとなくそれは出来なかった。
サラリといたかった。その思いは強い。
僕自身がちゆきさんの笑顔を曇らせる訳には行かないから・・・




ポテトです。

カードの事と手紙の事は書かないつもりでしたが、
記録しておこうと思います。

次回でクリスマス編は終わる予定です。
思わせぶりな事を書くつもりもありませんが、
十九部から展開が少し変わります。
それに伴い登場人物も増えるかもしれません。

なるべくわかりやすく簡潔に登場させますが、
書いてみないとわからない部分も多いです。

ブログの中は中々年を越せないでいますが、
年が明けてもちゆきさんが好きな事には変わりはありません。
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僕は運転席に移った。

帰り道

僕はいつも少しだけ遠回りして帰る。
少しでもちゆきさんと一緒にいたいから。

遠回りの道は暗がりが多い。
その道々でキスも何度かしてきた。

ちゆきさんは本当にもう帰らないと
ヤバイみたいで、なんだかソワソワしている。
僕は僕でゆっくり帰りたかったり、
また、キスをしたかったり。

暗がりに車を停めてキスしたいと言ってみた。

『だ~め!今日はもう終わり。早く帰ろ!』

「そんな事いって後で後悔するからな(笑)」

『なんであたしがあきくんとキスしなかったら
後悔するのよ(笑)』

ワイン渡して早く喜ばせたかった。

僕のプランじゃちゆきさんが車を降りる寸前。
家の前でサラリとカッコよく渡して
感動させて、喜びのメールが来る・・・

そんな作戦

『なんで?後悔するの?
言ってみなさい?』

また笑顔でいじめるように僕を責める。

「い。いや・・・もうちょいまって(笑)」

『もう、家に着いちゃうよ』

「わかった!じゃ、キスしてくれたら教える!」

どんな理由?
キスしたらとか、僕はずるいし自分に甘い。
結局は我慢できなかった。

ちゆきさんの喜ぶ顔を直接みたかったんだ。

『なんでキスしなきゃ・・・』

僕は車をとめて後ろをみる。

「こっち来て」

『いやだ』

「じゃ、俺がいく」

後部座席にもたれかかって不貞腐れる彼女の元へ
僕は運転席から身を乗り出した。

「きちゃった・・・」

『来ちゃったじゃないよ・・・早く帰らないとダメなのに』

「ごめんね。この一回だけ・・・キスしたい」

『もう・・・ハイッ!』

そういって一瞬唇を押し付け
僕を突き放すようにキスをしてきた。

「あ!ずりい!そんなキス!」

『一回したから教えなさい(笑)』

「もっかい・・・」

『もう・・・』

僕らはキスをした。

「ありがと・・・」

僕は車を降りて隠してあったワインバッグを取り出す。

「はいこれ!」

『え?なにこれ』

「俺のクリスマスプレゼントがチーズ一個だけだと思った?」

『え?もしかしてワイン?』

「うん・・・」

『えー!ありがとう!
ちょっとまって?コレあたしが好きな・・・』

「まって!後は帰ってから見て。」

『わ、わかった。でもありがとね』

「い、一応・・・同じワインの赤白だから
気に入るかどうかわからないけど、
ちゆきさん甘口が好きだっていってたから。
色々探してみたんだ。
よかったらチーズと一緒に飲んでね。」

『ありがとう。大切に飲むからね♪』

「後、中にもう一枚別なカードと手紙入ってるから
旦那さんとかにみつかったらやばいよね?
迷惑だったらごめんね。」

『ううん、大丈夫。ありがと
それだけかばんにしまっておくから。』

「いま、よくよく考えてみたら
このプレゼントも大丈夫?
急にこんなのもらって迷惑じゃない?」

『そんな事ないよ!すごく嬉しいよ
本当にありがと♪』

「旦那さんには今日の忘年会で
ビンゴ大会あって一等だったとか言えばいいか(笑)」

『あ~それいいね(笑)』

さっきまでのイライラ感は消え
彼女は満面の笑みだった。

その顔を見れただけでも
プレゼントしてよかったと思った。

『しかしあれだね~』

「なにがアレ?」

『あきくんてホント、ロマンチストというかなんというか(笑)』

「なんだよ!」

『ううん、素敵だって思ったんだよ』

「なんか笑いながら言われてもうそくさいんだよな」

『ホント、ホント(笑)』

ワインを渡してから時間にして2~3分だろうか。
ちゆきさんの家に着いてしまった。

『じゃあね、おやすみ』

「うん、おやすみ」

僕らの声はひそひそ声だ。

『あきくん・・・ありがとね』

僕はなんだかとっても幸せだった。
『え~なにこれ(笑)』

ちゆきさんは笑顔でチーズを受け取る。

「あけてみて」

僕がぎこちなく包装したチーズが姿をあらわしていく。

「これ、ちゆきさんワイン好きだから、
ちゆきさんの好きなチーズ♪
ワインと一緒に飲んでね。」

『あはは♪ありがとう♪
あたしの好きなチーズだね。』

「カードも見てみてよ」

カードにはこう書いた。


Merry X’mas

ちゆきさん(^-^)いつもいつも全部ありがとう
本当に感謝しています
これからも仲良しでいてください♪


『あきくん。。ありがとう』

「ううん、ちゆきさんが喜んでくれれば
俺も嬉しいよ。」

早くワインも渡したかったけれど我慢した。

『でもよくチーズなんんて包装してくれたね~』

「あ、、それ、俺が自分でやったんだ(笑)
包装紙とリボン買ってきてさ
汚くてごめんね」

『そうだったんだ(笑)
でも、そんな事ないよ嬉しいよ♪』

「ちゃんと食べてね(笑)」

『うん、ありがとう♪』

もう時間がない。
帰らないといけない。
でも返したくない・・・

『そろそろ帰らないとね』

「・・・う、うん」

僕の返事は虚ろだ。

「ちゆきさん・・・ハグしたい」

『さっきしたでしょ?』

「さっきしてももう一回したい。」

これもいつものやり取り。

『もう・・・』

僕は彼女を抱きしめた。

そのまま愛撫して感じさせてしまった。

力が入らない彼女。

気持ちがエスカレートする僕。

改めて自分の気持ちを思い知る。

帰りたくない。

帰したくない。

『あ・・・あきくん・・・そろそろ・・・
ホントに帰らないとやばいかも』

「ん・・・うん・・・わ、わかった。」

僕は最後に彼女にキスをした。

【ちゆきさん・・・僕はあなたが大好きです】


そう思ったけれど


その言葉はいう事ができなかった。

愛好会での忘年会がやってきた。
その日がプレゼントを渡す最後のチャンスだと思った。

「ちゆきさん?忘年会の帰りちょっとでもいいから会える?」

『ん~わからない』

いつもと同じ答え。

「渡したいものがあるんだ」

『え~なに?』

「当日まで内緒♪」

その日まで約二週間
それまでにも色々な事があった。
それは追々記事にしていこうと思うけれど、
心が折れそうにも何度もなった。

手紙も書いてしまって
カードも作ってしまって
チーズを包装して
ワインを準備して。

その後で起こる心が折れそうな出来事。
本当に辛かった。
もうクリスマスプレゼントは渡せないんじゃないか?
そう思うくらい。

それでもなんとか僕の心は持ち堪え、
その日を迎える事が出来た。

忘年会

僕は幹事だった。
忙しく段取りや仕切りをしていると
ちゆきさんとおしゃべりしている暇なんてない。

彼女は楽しそうに笑っていた。

それだけで僕は満足だった。

二次会のカラオケが終わり23時。
僕が幹事だったからその時間に終わらせる。

そこからはちゆきさんは僕のもの。
ほんの1時間くらいだけど・・・

夜景の見える丘についた。

いつものように話をする。
いつものようにハグをする。
いつものように『キスは出来ない』と言われる。
でも、いつの間にかキスしている。
深く深く・・・

「ちゆきさん?」

『なに?』

「渡したいものがあるっていってたの覚えてる?」

『なにかくれるの?』

「これ・・・」

そういって僕は”先ず”チーズと一枚目のカードを手渡した。

ワインの次はチーズを買った。

チーズといってもそれほど高いものではない。
そこら辺のスーパーでも売ってるもの。
それを2個買った。

でもチーズなんて包装してもらう人なんていない。
自分も恥ずかしくてそんな事は言えなかった(笑)

裸のまま渡すのも味気ないので
包装紙とリボンを買ってきた。
箱に入ったチーズだからキレイに包む事が出来る。

開けた時のちゆきさんの反応が楽しみだ。

2つともラッピングしてリボンを飾った。
キレイに飾り付けられなかったけれど、
それでもいいかな、と思った。
気持ちさえ篭っていれば、と。

次にカード。
クリスマスカードを作る。

これも2枚

ダミーと本物。

僕の作戦はこうだ。
バカバカしくてブログで書くのも恥ずかしいけど
実際に考えた事だから書く(笑)

まず、ちゆきさんとどうにかして
クリスマス前に密会をする。
そこでクリスマスプレゼント、と言って
一つ目のチーズとカードを渡す。

それなりの大きさでラッピングしてある箱だから
少しは期待するかもしれない。

開けるとチーズが入っている。

ギャップで笑顔になるだろうちゆきさん。

『ありがとう♪』

きっとそういってくれるだろう。

そして密会の終わり
別れ際に更なるサプライズ

本物のプレゼントはこっち。
そう言わんばかりに

本物のクリスマスカードとチーズ
そしてメインのワイン赤白セットを
さり気なく渡す(笑)

そんな馬鹿な作戦です(笑)

そして最後にちゆきさんに手紙を書いた。
便箋で4枚くらいかな。

準備は整った。
少し早すぎたため、
クリスマスが待ち遠しい。

しかも、その間にも飲み会や密会はある。

僕は何度も彼女に言いたくなったのを
グッとこらえた。
彼女を驚かせて、喜ばせたい。

その一心だったのかもしれない。
自己満足でもあったけれど。

クリスマスまで後、3週間だ。

しかし、恋する男ってホント馬鹿ですよね(笑)
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