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僕はちゆきさんと別れ、再びあやこさんの家に向かった。
ふわふわとしていた。
心が満たされるような。
たった一つの不安をのぞいては。
あやこさんの家に戻ると
まだまだ盛り上がっていた。
〔おかえりなさい〕
そうヒカルから声をかけられた。
そのまま時間が過ぎていき12時。
そろそろ帰る時間かな?と思ったけれど
そんな雰囲気でもない。
帰る人、つぶれる人、寝てしまう人・・・
少しずつ意識のある人間が減っていく。
なんだか帰るタイミングを失ったまま
だらだらとそこにいてしまったのは、
まだヒカルが帰らないからだったかもしれない。
ふと携帯が光っているのに気づく。
_ちゆきさんからだ。
『今日は送り迎えありがとう
まだ盛り上がっていますか?
今年はいっぱい甘えちゃった楽しい一年でした
あきくんのセッターでこんなに盛り上がって嬉しいです
来年も楽しくバレーできるといいね
帰り道気をつけてね』
心がにやける、浮ついてくる。
ふわふわと何かに包まれてるような幸福感がそこにあった。
ヒカルとあやこさんと僕が最終的に残った。
2人はしゃべり続けている。
僕は眠い目をこすりその話を聞いている。
2人程リビングで潰れていたので、
その2人はそのまま泊まるようだった。
そうこうしてるうちに
あやこさんも旦那さんもリビングで寝てしまい
実質的にヒカルと僕は二人きりになった。
コタツに入りながら、隣同士。
心にはちゆきさんがいたけれど、
ヒカルと話すのも楽しい。
好きとかそういう感情じゃなく、
ただなんていうか・・・
いろんな事に疲れていた僕を
癒してくれていた事は確かだった。
この日まで、メールのやり取りや
練習帰りのカラオケ。
それからマリ達との忘年会の作戦会議
ヒカルとアドレス交換して二週間くらいだったけれど、
僕らは急速に接近していたのかもしれない。
二人きりになっていろんな事を話した。
仕事の事
バレーの事
メールの事
そしてマリ達との事
〔明日、行けるようになったんですね♪〕
「うん、なんだかな・・・マリのやつ」
〔でもいいじゃないですか、あたしは楽しみですよ?〕
「そうかな?まあそうだな♪
ヒカルが行くから楽しみかもしれない(笑)」
〔またまたーそんな事言って!
おだてても何もでないですよ〕
「いや、ホント!ヒカルが行くから行くようなもんだよ」
この時の僕は
ちゆきさんとの関係に疲れていたのかもしれない。
メールが欲しくてももらえない。
連絡をしても繋がらない。
キスをしているのに出来ないと言われ。
友達でしょ?と諭され。
そんな時にふと始まったヒカルとのメールのやり取り。
僕は本当にずるい男だ。
ちゆきさんへの空回りする思いを
寂しい思いを紛らわす為に・・・
自分の心の隙間を埋めるために
ヒカルと仲良くなっていたのかもしれない。
しかしまだ
この時はそんな事も気づかずに
僕は浮かれていた。
ただ楽しかった。
ヒカルと話した事、その殆ど全てが。
リビングで話をしているのは僕らだけ。
誰にも聞かれていないと思ったそれらは・・・
全部聞かれていた。
そう・・・
うっすらと浅い眠りだったあやこさんに・・・
全ては聞かれていたんだ。
ふわふわとしていた。
心が満たされるような。
たった一つの不安をのぞいては。
あやこさんの家に戻ると
まだまだ盛り上がっていた。
〔おかえりなさい〕
そうヒカルから声をかけられた。
そのまま時間が過ぎていき12時。
そろそろ帰る時間かな?と思ったけれど
そんな雰囲気でもない。
帰る人、つぶれる人、寝てしまう人・・・
少しずつ意識のある人間が減っていく。
なんだか帰るタイミングを失ったまま
だらだらとそこにいてしまったのは、
まだヒカルが帰らないからだったかもしれない。
ふと携帯が光っているのに気づく。
_ちゆきさんからだ。
『今日は送り迎えありがとう
まだ盛り上がっていますか?
今年はいっぱい甘えちゃった楽しい一年でした
あきくんのセッターでこんなに盛り上がって嬉しいです
来年も楽しくバレーできるといいね
帰り道気をつけてね』
心がにやける、浮ついてくる。
ふわふわと何かに包まれてるような幸福感がそこにあった。
ヒカルとあやこさんと僕が最終的に残った。
2人はしゃべり続けている。
僕は眠い目をこすりその話を聞いている。
2人程リビングで潰れていたので、
その2人はそのまま泊まるようだった。
そうこうしてるうちに
あやこさんも旦那さんもリビングで寝てしまい
実質的にヒカルと僕は二人きりになった。
コタツに入りながら、隣同士。
心にはちゆきさんがいたけれど、
ヒカルと話すのも楽しい。
好きとかそういう感情じゃなく、
ただなんていうか・・・
いろんな事に疲れていた僕を
癒してくれていた事は確かだった。
この日まで、メールのやり取りや
練習帰りのカラオケ。
それからマリ達との忘年会の作戦会議
ヒカルとアドレス交換して二週間くらいだったけれど、
僕らは急速に接近していたのかもしれない。
二人きりになっていろんな事を話した。
仕事の事
バレーの事
メールの事
そしてマリ達との事
〔明日、行けるようになったんですね♪〕
「うん、なんだかな・・・マリのやつ」
〔でもいいじゃないですか、あたしは楽しみですよ?〕
「そうかな?まあそうだな♪
ヒカルが行くから楽しみかもしれない(笑)」
〔またまたーそんな事言って!
おだてても何もでないですよ〕
「いや、ホント!ヒカルが行くから行くようなもんだよ」
この時の僕は
ちゆきさんとの関係に疲れていたのかもしれない。
メールが欲しくてももらえない。
連絡をしても繋がらない。
キスをしているのに出来ないと言われ。
友達でしょ?と諭され。
そんな時にふと始まったヒカルとのメールのやり取り。
僕は本当にずるい男だ。
ちゆきさんへの空回りする思いを
寂しい思いを紛らわす為に・・・
自分の心の隙間を埋めるために
ヒカルと仲良くなっていたのかもしれない。
しかしまだ
この時はそんな事も気づかずに
僕は浮かれていた。
ただ楽しかった。
ヒカルと話した事、その殆ど全てが。
リビングで話をしているのは僕らだけ。
誰にも聞かれていないと思ったそれらは・・・
全部聞かれていた。
そう・・・
うっすらと浅い眠りだったあやこさんに・・・
全ては聞かれていたんだ。
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Re:ドキドキ
>うららさんコメントありがとうございます。
応援ありがとうございます♪
バレーも本格的に始まり、年度末も重なって忙しいですが、
なるべく更新していきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
応援ありがとうございます♪
バレーも本格的に始まり、年度末も重なって忙しいですが、
なるべく更新していきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。