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好きな女性との出会いからの全て
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こんにちはポテトです。
今までこのブログは僕の気持ちを中心にですが、
様々な事を書いてきました。

ときにはちょっとエッチな展開になったりもしました。
現在進行形ですが。

それでもここまではなるべく直接的な表現は避けてきたつもりです。

しかしここから次の段階へ進むため、
またどうしても自分自身の自己満足かもしれませんが、
ここに書き記しておきたい思いがあります。



第69話からは数話
大人のブログというか、今まで綴らなかった、
直接的な表現も出てくるかと思います。

もし読んで不快になられる方がいらっしゃいましたらすみません。

69話は今夜にでもUPするつもりです。
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彼女が寝息をたてている。
Tシャツにジャージ・・・
体のラインがハッキリとわかる。

抱きしめたい・・・そう思った。

彼女が寝返りをうった。

この日のちゆきさんは酔っていた。
普段よりも・・・そう感じた。

「ちゆきさん・・・」
そうつぶやいて僕は彼女を抱きしめた。

『ん・・・ん~ん~』

彼女に覆いかぶさり勝手にキスをした。
彼女は気付いているのかいないのか。
そして服の上から胸を愛撫した。
下着が邪魔だった。

まだ起きない。
まだ寝ぼけている彼女。

この日の僕はどうかしてたんだろうか?

勝手にブラジャーだけ外した。
彼女がつけているのはTシャツだけになる。
体のラインがもっとくっきりする。
もっとセクシーになる。

ちゆきさん、ちゆきさん
と、何度も語りかけながら
強くだきしめた。

『ん・・・?あき・・くん?』

やっと目を覚ました。

「ちゆきさん、今日はお疲れ様ね♪
すごく頑張ってたよね」

「あとさ、歌・・・ありがとね
すっごくよかったよ!」

『そう・・?上手く歌えたかな?』

「うん!よかった!思ったとおりちゆきさんの声に合ってたし
また歌ってね♪」

『うん、また今度ね♪』

「それからさ、かゆみ止め、嬉しかった?」

『うん、嬉しかったよ。ありがとね』

恩着せがましく聞く僕にちゆきさんは優しかった。

『雨降ってて大変だったよね。ごめんね』

「いいんだよ、俺がしたい事をしただけだから」

「ちゆきさん・・・」

『なに?』

「好き!」

そういってまた抱きしめた。
彼女の胸の感触が僕の胸に伝わる。

そして耳にキスをした。
彼女は感じだす。

今夜

僕達は止まれるのだろうか?


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ちゆきさんが魅力的すぎたのかもしれない。。。
いや彼女のせいにしたらダメだよな。。

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21時半・・・
それは奇跡のような時間だった。
いつもよりも長く一緒にいられる。

それでもまだ、ちゆきさんが二人きりで会ってくれると
決まったわけではなかった。

「ちゆきさん・・・ちょっと寄り道っていうか時間いい?」

ちゆきさんは無言だった。

「今日はだめかな?」

『うん・・・ちょびっとね』
少し考えるように言った。

「あ、ありがと」

そして僕は車を走らせた。

いつも2人で来る場所

僕らはいつも後部座席で話をする。
後ろなら2人の間にはなにもない。
そこで ハグして キスして 愛撫をしていた。

この日のちゆきさんはとても疲れていた。

「マッサージしてあげよっか?」

『いいの?』

「うん、いいよ♪ 横になって」

ちゆきさんはうつ伏せになる。
僕は彼女の全体をマッサージした。

20分もすると汗が吹き出す。

ふと気がつくとちゆきさんは寝てしまっていた。

昼間の彼女の歌声を
そっと一人で思い出していた。
二次会・・・カラオケが始まった。
ちゆきさんはワインを飲み始めた。

カラオケは僕とちゆきさんが盛り上げた。
そして、約束の時間がやってくる。

まだ、あまり酔っていないうちに歌って欲しかった。

そう・・・約束のアノ歌を。

目で合図を送る。

「そろそろあの歌いい・・・?」
小声でささやく。
ちゆきさんも小さくうなずく。


「ちゆきさん!この歌知ってる?」

『あ~知ってるよ。その歌いいよね♪』

「んじゃ歌ってもらってもいい?」

『久しぶりだけど歌えるかな~?』

なんてわざとらしい会話を交わす。

曲が流れてきた
懐かしいけど新しい
新しいけど懐かしい

いろんな事を思い出した。

ちゆきさんが歌い出す。

この3ヶ月のちゆきさんとの事
全部覚えている

僕らはこの先どうなってゆくのか?
未来(さき)などない事は僕にもちゆきさんにもわかっている。

でも

ちゆきさんはわからないけれど、
僕には・・・どうにもならない気持ちがある。

歌の途中、聴いているのは僕だけのような気がした。

一緒に歌詞を口ずさむ
歌が終わる
余韻に浸る
とても良かった・・・

「ちゆきさん!すっごく上手だった!よかったよー!感動したかも」
素直にそう思った。

『そう? ありがと♪』

彼女はまた、僕との約束を守ってくれた。



カラオケの終わりの時間が来た。
ちゆきさんは相当酔っているようだった。

みんなを送り届け
朝と同じようにちゆきさんと二人きりになった。

時間はまだ9時半だった。


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昔の曲はフラッシュバックしますよね

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大会当日__

いつものように朝ちゆきさんを迎えに行く。
秋晴れ・・・とはいかずうす曇りだった。

予選を二試合して勝ち残れば決勝トーナメント



僕らのチームは1勝1敗で残念ながら3位
決勝Tへ進める上位2チームには残れなかった。



ちゆきさんが虫に刺された
足が赤く腫上がっていた。

みんなに掻かない方がいいよ!
なんていわれながら
『痒くて我慢できな~い』
なんて言っている。

そんな事をしてる間に刺されたところがどんどん広がっていく。

見ていられなくなった僕は
近くのコンビニまでかゆみどめを買いに走った。


いつの間にか雨が降って来ていた。


このくらいなら大丈夫だな。
と、思って走り出した。
しかし、以外にも雨は強かった。

コンビニにはそれは売っていなかった。

そこからもう少しのところに薬局がある。
そこまでさらに走った。

薬を買って会場までまた走った。
早くちゆきさんに渡してあげたい。
その一心だけだった。
夢中だったのかもしれない。

戻って来ると雨と汗で体が濡れていた。
息を整えなければ
みんなにも気付かれないように渡したい。

ちゆきさんはみんなと一緒にいて
中々渡すチャンスがない。
メールも考えたけど見てもらえなければ意味がない。

みんなに
「あきくんどうしたの?すごいぬれてない?」

『いや、なんか熱くないですか?(笑)』

「そりゃ熱いけどさ・・・試合より汗かいてるよね?大丈夫?」

なんて言われながら。


閉会式になった。
そのチャンスを見計らって
ちゆきさんのかばんに薬を詰め込んだ。
そっとちゆきさんの傍にいき

「ちゆきさん、、かばんの中見てね
薬いれておいた。」

『え?』

ちゆきさんはかばんを見たようだった。
そして驚いて僕に小声で聞いた。

『どうしたの?これ』

「うん、見てられなくてちょっと買ってきた(笑)」

『え?どこまで?』

「ん・・・あそこの薬局だよ」

『えー雨降ってたのに大変だったでしょ。
しかもあそこ結構遠いよ?でも・・・ありがと』

「いいよ。俺がしたくてした事だし。
それよりみんなに俺が買ってきたってばれたくないから
かばんの中にでもあった事にしてね♪」


大会が終わり慰労会が始まる。
そこまでの道のりでメールが届く

『あきくんやさしいね♪ありがと』

車で隣に座っていてのメール
当然みんながいるからだと思う。

この日

僕はずっとちゆきさんの隣にいた。

バレー会場でも
車の中でも
慰労会でも
その後のカラオケでも

特に意識したわけじゃなかったけれど
いつの間にかそういう風になっていた。

ちゆきさんが僕のとなりに来てくれたのかもしれない。
僕がちゆきさんの傍にずっといたかもしれない。

どちらにしても

僕にとって

幸せな一日になったことはいうまでもない。


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