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僕は初めてちゆきさんを強引に押し倒してしまった。
僕の心はどこへ向かおうというのか。
「ちゆきさん」
何度も彼女の名前を呼んでいたような気がする。
そのまま乳首を愛撫してキスをしていた。
やらしい声がもれる。
ちゆきさんは感じていてくれている。
深いキスに踏み切れないでいたけれど、
もう一度キスをした。
もっと もっと
もっと真っ白になって欲しかった。
再びジャージから滑り込ませて
下着の上からだけどアソコを触った。
濡れている。
ぐっしょり・・・
僕も熱くなる。
『あきくん・・・お願い・・・
お願いだからやめて・・・』
僕はいつもならそこで止まるのに
いつもならそのまま離れるのに
そうできなかった。
乳首にキスしながら
彼女の敏感な下腹部を刺激する。
『あっ・・・あきくん・・・ね?とって・・・
お願い・・だめ・・・だよ・・』
熱くなっていた心が冷めていく。
体は熱くとも心はそうじゃなかった。
ちゆきさんの幸せ?傍にいたい?
僕はちゆきさんから再び離れた。
「ごめんね」
ちゆきさんは黙って首を横に振る。
『感じちゃうあたしも悪いんだけど・・・
やっぱり・・・ね?わかるでしょ?』
「わかんないよ」
わがままを言っている
それはわかっているけど
「わかった」と言いたくなかった。
『わかってるくせに・・・
あたしもこれでも抑えてるんだよ?
感じちゃってる濡れちゃってる
あたしも悪いんだけど・・・』
そうだよ・・・僕の指で感じてるじゃないか。
僕の気持ちだって知ってるくせに・・・
「そ、そっか・・・
ねぇちゆきさん?」
『なに?』
「俺ってちゆきさんにとってどんな存在?」
こんな事聞いていいの?
でももう口が動いてしまっていた。
『約束を守ってくれる人 あたしの嫌な事はしない
優しい人 好きだよ・・・ でもね・・・
あたしはやっぱ教頭と付き合ってるし無理なの ごめんね』
「それはわかってるけど・・・」
『もう帰らなきゃ』
「うん」
『それに今日はバレーで汗かいてるし・・・ね?(笑)』
ちゆきさんは一瞬で場を和ませる天才かもしれない。
車の中の空気が変わった。
「え~ じゃあシャワーとか浴びればいいの?(笑)」
僕も思わず笑ってしまった。
さっきまでの重苦しい雰囲気がウソのように。
『そうじゃないけどさ(笑)』
僕は車を走らせはじめる。
「ちゆきさん?これから話す事
まじめに聞いてくれる?」
『うん・・・なに?』
「ちゆきさんはさ、俺にとってだけじゃない
掛け値なしに輝いてる。
きっとみんな思ってると思う。
だから自分を蔑まないで欲しい。
すっごくすっごく素敵なんですからね!」
『あ、ありがと・・・』
「でね・・・それでね・・・」
『なに?』
後部座席にいるちゆきさんの表情は見えない。
でも真面目に聞いてくれていることは感じた。
「でね、そんなちゆきさんを想う事じゃなく
ちゆきさんを『思いやる』気持ちは誰にも負けない。
それだけなら、教頭にも負けない自信ある。」
本当にそうだろうか?
僕は自分が、自分の好きな気持ちを
ただ押し付けているだけじゃないのか?
そんな事をちゆきさんに語っても
僕は自分自身がわからなくなっていた。
ただそんな事を言っている自分に酔っているだけ?
ちゆきさんに愛を語って少しでも心のどこかに
入り込もうと?
「思いやる」
それってきっと一番難しくて
一番深い愛だと思う。
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