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「旅行?! え?明日旅行行くの?」
確実にちゆきさんはそう言っているのに
僕は聞き返した。
彼女はだまってうなずく
「旅行って・・・ も、もしかして教頭と?」
『うん・・・』
ちゆきさんはそう答えた。
「旅行か~ そっか旅行行くのか~」
僕は思考が完全に止まったかのように
わけのわからないことを呟いていた。
そして僕は聞かなくてもいいのに
いろんな事をちゆきさんに聞いた。
どこへ行くのか?
温泉なのか?
旦那にはなんて言って行くのか?
いつでも感情をコントロール出来るようになりたい
いつでもちゆきさんを笑顔でいさせるために。
きっと僕はこの時
笑っていたのか
悲しんでいたのか
虚ろだったのか
ハッキリ言えば覚えていない
ただ
動揺はしていたと思う、間違いなく。
男と女が旅行に行く
二人きりで
当然
ちゆきさんは教頭に抱かれるだろう
そんな事はわかっているし
旅行に行かなくても抱かれている
僕は本当の本当に理解してなかったのかもしれない。
でも
頭で、心で、体で、僕自身が全部で
理解しなければならなかった。
二人きりでちゆきさんと会えないとか
メールが出来ないとか
CDの事とか
キスの事とか
全部吹っ飛んでいた
二人は付き合っているんだ・・・
心と体が引き裂かれそうだった
旅行の事を聞かされる
友達でいようと言われる
僕の気持ちには応えたらダメだと
なのに・・・
それなのに
僕はまだちゆきさんをキライになれない
それどころか
僕はまだちゆきさんが好きだ
せめてもの抵抗じゃないけど、
今まで何度しかたわからないお願いを
僕はまたちゆきさんにした。
「ちゆきさん?明日、旅行に行ったらさ。
いつでもいい。いつでもいいから、
どんな内容でも、どんなに短くてもいいから
・・・メールを下さい」
約束をしたわけじゃなかった
ただ僕の希望だった。
次の日
ちゆきさんが抱かれるであろう、その日
メールは来なかった。
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確実にちゆきさんはそう言っているのに
僕は聞き返した。
彼女はだまってうなずく
「旅行って・・・ も、もしかして教頭と?」
『うん・・・』
ちゆきさんはそう答えた。
「旅行か~ そっか旅行行くのか~」
僕は思考が完全に止まったかのように
わけのわからないことを呟いていた。
そして僕は聞かなくてもいいのに
いろんな事をちゆきさんに聞いた。
どこへ行くのか?
温泉なのか?
旦那にはなんて言って行くのか?
いつでも感情をコントロール出来るようになりたい
いつでもちゆきさんを笑顔でいさせるために。
きっと僕はこの時
笑っていたのか
悲しんでいたのか
虚ろだったのか
ハッキリ言えば覚えていない
ただ
動揺はしていたと思う、間違いなく。
男と女が旅行に行く
二人きりで
当然
ちゆきさんは教頭に抱かれるだろう
そんな事はわかっているし
旅行に行かなくても抱かれている
僕は本当の本当に理解してなかったのかもしれない。
でも
頭で、心で、体で、僕自身が全部で
理解しなければならなかった。
二人きりでちゆきさんと会えないとか
メールが出来ないとか
CDの事とか
キスの事とか
全部吹っ飛んでいた
二人は付き合っているんだ・・・
心と体が引き裂かれそうだった
旅行の事を聞かされる
友達でいようと言われる
僕の気持ちには応えたらダメだと
なのに・・・
それなのに
僕はまだちゆきさんをキライになれない
それどころか
僕はまだちゆきさんが好きだ
せめてもの抵抗じゃないけど、
今まで何度しかたわからないお願いを
僕はまたちゆきさんにした。
「ちゆきさん?明日、旅行に行ったらさ。
いつでもいい。いつでもいいから、
どんな内容でも、どんなに短くてもいいから
・・・メールを下さい」
約束をしたわけじゃなかった
ただ僕の希望だった。
次の日
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